いやー寒いねぇ。東京にも積雪との噂きいたけど、北海道はじめ北は寒くて大変ですね。大事にならないことをお祈りします。ここでも4時頃ちょっと白いものが風にのって流れているような単なる細かな雨のような...
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さて、今週もNHKのコロンボ再放送を楽しむ。構想の死角。 まあ記憶ははっきりしているけど、それほど好きな話ではない。
二人組でミステリーシリーズ創作していた作家達の、有能作家がコンビ解消宣言したので、有能広報担当が殺す物語(作家としての才能無い自覚あるので、独立すると収入無くなるのはあきらめて、地位と名声だけ守るというプロットかな?保険金というのもある?。前者なら小物・貧乏人には理解できない動機やなぇ)。
この話のラストの落ちは、作家として無能は認めるけど、今回の殺人のプロットは、唯一犯人さんの考案した良いアイデアだったと、犯人が自慢げに語るという話。
冒頭は、カタカタ鳴るタイプライターの音から始まり、噂では窓越しにちらっと見えるビル下の道路を走る車は犯人の車だったとか(車に興味ないので注目して見たけど似た色だとは思うけどわからん)。
タイプライターといえば、大学の先生が英語論文書くのに,ゴルフボールみたいなのがくるくる回る電動の打ち抜きリボンのタイプライターつかっていたのを思い出します(打ち抜きというのが、個人所有のドットマトリクスプリンターと違ってランニングコスト高いという驚きと、印字品位が比較にならんのもよく解かった)。タイプミスを消す機能があったんじゃないかな?技官さんが見せてくれて、驚いた記憶だけあります。
どのみち英語ライティングなんて中学生レベル(塾通い優等生には間違いなく負ける自信あり)と自認しているワイには関係ない話やなぁ。 8ビットPCにドットマトリクスプリンタ(英数字のみ)買ったので、アスキーという月刊雑誌に載ってた英文ワープロソフト(当然テープベースやで:フロッピーなんて貧乏学生は噂しか聞いたことない時代)を使ってみました。機能としては使えるんだけど、英文なんて打てないので、無用の長物だと使ってみて再認識。事前に気づかない悲しい認識力。 まあ、キータイプはかなり流暢になったという自負はあるけど(雑誌のBASIC言語のリストみながら、タッチタイピングに励む:ゲームで遊びたい一心だというのは内緒だけど)。
(2019.02.12)ちなみに、余談ながら、タイプライターといえば、上記のゴルフボールじゃなく、キー押し下げでの力で、てこの原理で、同心円的にレイアウトされた長いアームが長距離動いて、印字するのが原型らしいのですが、QWERTYアスキー規格のキーボードのアルファベットの文字の並びよくわからんでしょう?まことしやかに打ちやすいような順番に並べた説も聞きますが、実は、真逆で、人差し指とかに、母音など使用頻度の高い文字を割り振ると、高速印字するとき、長いアームが長距離動く途中で、絡まってしまうので、あえて、小指とか打ちにくい場所に使用頻度高いのをレイアウトしているというのが、正解らしいですヨ。
打ち抜きタイプライターのリボンといえば、”魔術師の幻想”という話で重要なアイテムとして利用されてます。 手品ネタ(アリバイ工作)も面白いので、機会があったらぜひご覧あれ。いろいろな推理物のアリバイ工作で利用されてます。 最近だと今年再放送された相棒3の”書き直す女”にも、殺された犯人!!のアリバイトリックに利用されてました(?はてさて何故?)。
魔術つながりでいうと、新刑事コロンボの汚れた超能力という話も関連あるといえば関連あるけど..新刑事コロンボシリーズはどうも絵が汚い(正確にいうなら暗いかな?)ので、好きじゃない。まあ詐欺師も手品師もおんなじようなものだというのがワイの人生観? お金を手に入れる目的は同じなのに、選んだ手段が、喜んでもらえるか、怒られるかという結果には差はあるんだろうけど..後免ね>マジシャン諸子
マジシャンつながりでいうと、任三郎さんの”魔術師の選択”というタイトルの回で、手品ネタ公開されてて、こっちもお勧めかな? タイトルは手品師の業界用語の有名な横文字キーワドを、もじったもの(単に機械的な和訳だけれど、選んだ作者のセンスは良い)。いかに相手に選ばされたかと感じさせず(自分の意志で選んだと思わせる)、話を進めるかというのがテーマ。
話は変わって、この作品の監督は当時知らなかったがスピルバーグだが、ずーっと後の新刑事コロンボの”狂ったシナリオ”を、TV放映見たとき、この若き監督主役の話は、まちがいなくスピルバーグを念頭においたものだと思いました:根拠なしだけどね、若造の偉そうな態度というのがイメージぴったりかな?(他に若手監督の名前知らんという個人落ちだったりするのは内緒だけど)。このころベータのVTR買って、いろいろ取りダメし週末にまとめて見てましたが、野球中継とかで流れる(ずれる)ことがあるので、野球なんぞ大嫌いになったころでした(別にコロンボが放映ずれたという記憶ではないけどね)。 そういう意味では今の録画機は、放映時間ずれたの補正してくれるので、素敵だと思います。技術屋さんに感謝するように>all
冒頭の道を走る車が犯人のもの、というこだわりは監督らしいのかな?インディージョンズもスピルバーグ監督なんですが、こだわりとして、スターウォーズのロボットの絵が、隠されているという噂を信じてLDをスロー再生し続けたけど、いまだ発見できずにいる(単なる噂かな?)。
他のページで思い出したのですが、”愛情の計算”というまあつまらない回で、宇宙家族ロビンソンというドラマのフライデー(英名は単にロボット)というロボットがでてきますが、この回そっくりロボットのMM7(ミッキーマウス7世)がでてきます。その調教師役の少年の名前が、スピルバーグだったりします。この放送見た時にはスピルバーグなんてしらないので、気が付いてないけど、DVDで見たときに笑った記憶があります。
ついでに、登場人物の予想ができたのは、二つの顔というタイトルで、日曜日昼に放映されていた世界の料理ショーという番組のグラハムカーさんもどきかな?(番組の料理はそんなに食べたくないけど、まあ西洋風料理というのを見て、面白かった(この番組の放映当時も、食べるのが趣味やったんやで)。最低な料理と感じたのは、お米をざるボールにいれて、ふたをして、横方向に蒸気にがしながら蒸したのを作った回で、笑った記憶がある)。この話は、双子ネタなんだけど、相棒シリーズの”二分の一の殺意”とか、任三郎シリーズの”ラストダンス”を思い浮かべる。特に相棒のどっちが犯人か認定できないと立件できないという犯人のアイデアがすごいと思った。 二つの顔もどっちが犯人かと警察が悩む話ではあるけど、相棒の方がさらに上手だと思った。
ところで、古畑任三郎シリーズに、笑うカンガルーという海外ロケ編があるんですが、やはり、有能数学者と広報担当ペアの物語で、おちは、世界の数学者から、被害者さんは認めらているけど、事後従犯(?いやいや、主犯ともいうかな?)の広報担当さんは数学者とは認められていないという、ちょっとかわいそうな話だったりしました。 構想の死角の犯人さんは作家として無能なのは自覚しているけど、この犯人さんは能力自覚していないのがちょっと俗物やねぇ。
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さて、来週は、ロンドンの傘。 ちょっといや奴がいっぱいでる。 偶然に頼って、ダメなら偽造というコロンボのスタイルがちょっとあれだけど、面白いのは面白い