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竹の水仙

NHKの日本の話芸で、講談師:一龍斎貞山の、竹の水仙を見た。
あらすじ:旅人が神奈川で宿を取る。大酒飲みで散々逗留したと、無一文と判明。裏庭から竹をもらい彫った竹の水仙が、翌朝花が咲く。それを見たお大名に売れて、まあるく収まる。

故桂歌丸師匠の落語で何回か見た(他の師匠では記憶無いかも?)。 落語もそれほど面白いわけではないけど、この講談も、笑えるようなそれほどでも無いような。 ぱんぱん音を出すの除くと大差ないような...
頭の部分で、竹の水仙の1作目を褒められた評判を聞いた豪商から大黒天の彫刻を頼まれ、前金30両を受け取って、ものを作らず、まずぶらりと旅にでたという解説がある。

この水仙談話の後、落語の上では、仙台で”ねずみ”:ねずみを彫って貧乏宿屋を助ける話。 江戸にでて約束の大黒さんを彫る:”三井の大福”と、話がながれる。 wikiによると、四つ目屋、叩き蟹という左甚五郎を取り上げた落語もあるらし(残念ながら聞いたこと無い)。

ちなみに、甚五郎は、若い頃、”右に出るもの無し。左を号せよ”と、お偉い人に、”左”を名告ることを許されたので、左甚五郎というようになったんやそうな。
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