NHKBSで、毎週放映中の刑事コロンボ。 ちょっと前は民放で放映されてたけど、またNHKで放映中。
今日はそれほど名作だとは思わはないけど、歌声の消えた海。
私の好きな死の方程式とか、パイルD3の壁のように、コロンボが犯人に墓穴を掘らせるというストーリーではある。
このころ見ていた和製ミステリー:警察番組と比べて、倒叙型というのがすごく新鮮だったし、さらに、正義の味方のお巡りさんが、犯人騙すというのが、なんとも面白かった。さらにロンドンの傘だと所轄外の警官が証拠捏造の手口を明かしているし(まあ、笑いのネタなんだろうけど)。
乗船時下船時とも、奥さんとはぐれて右往左往している姿がほほえましい。うちのカミさんという決まり文句が妄想ではなく現実という証明(船員さんが、互いに探していたとか、先にボートに乗ったとか証言有)。 湖のボードでも酔ったとか、いろいろ面白いお人。 左文字探偵も船が苦手だったかな?浅見光彦さんは高所恐怖症で飛行機嫌い。 梅干しおにぎりきらいとか、魚肉ソーセージ好きとか、探偵さんは、個性を出すのにいろいろ大変なようで。
ボートと、汽船という単語を、繰り返し間違えていて、結構面白い。大型と小型っていう認識だと間違えない気はするんだけど(原語ではシップ?クルーザ?と、ボート?) 恥ずかしながらボートというと、湖の貸しボート(もちろん手漕ぎ)しか思い浮かばん。 ちなみに子供の頃、オールではなく和船の櫓をこがせてもらったかすかな記憶有り。
あと、犯人が失敗(騙されてともいう)してうっかり残してしまった指紋を探す作業中に、”ダンジガ―さん♪”という歌詞の鼻歌を、うなるのですが、この曲が、すごく印象に残っています(他の回でも歌詞はないけど、鼻歌は聞いたような気がする。原作だと歌声の消えた海でも、歌詞はないらしい?)。そういえば最初のNHK放映時のエンディングのテーマ曲も、本放送とは違うらしい(ディアゴスティーニのDVDでは流れてなかった記憶:前の話題もDVDで英語聞けばわかるけど引っ張り出すのも面倒で放置です)。
そもそもこの話は、缶詰買ってメキシコへ行こうというキャンペーンに奥さんが当選して休暇中の話なのですが、この後、メキシコでの闘牛士の栄光の話は、製作者側のストーリー的には続きなのかな?(放映の時期が空くのはは諸般の事情かな?というより地元を離れたコロンボも評判いいので、後からつながるようなストーリつくったのかも。 外国といえばロンドンの傘が面白い。ただし最後の真珠発見の最終準備は許されるんか?という疑問は残る)
羽毛が落ちていたところから始まって、心臓発作を起こす薬のカプセルを探すとか、現場と医療室と実際に走って心拍の変動実験するとか、じわじわ感がええなぁ。ちなみに任三郎さんも部下のおでこさんに、放送スタジオから、裏出口まで繰り返し走らせていた記憶があって、こっちは、部下に走らせるというのが、鬼畜やったなぁ。
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