扇風機のプロベラが、ゆっくりとか逆に回転して見えるのは?という質問が、知恵袋にあがる。
折り返し歪みという言葉をあげて、定性的に説明してみた。いちおう喜んでもらった。
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折り返し歪みという言葉も調べてみよう(前の人の”ナイキスト”とか”サンプリング定理”とかの同分野・親戚筋の言葉)。 人間の目には、応答速度があって、ある程度以上早く動くと見えない(アナログテレビで一画面を擬似的に60枚/秒で書き直すことで、静止画がぱたぱた動くんじゃ無く、なめらかにつながった動画として認識させていたのは、そういう理由。ちなみに欧州は、毎秒50枚の絵だった。ちなみに擬似的に60枚秒というのは、本来は、30枚/秒の書き換えしかしていない。ごまかし疑似処理ないと人間の目では30枚書き換えは、パタパタ漫画になる。映画は24枚/秒?あれ映画の方が遅い?)。 で、例えば、0.1秒単位で認識すると仮定する(本当はモット早いけど便宜上)。羽が、たとえば、毎秒10回回っていたとすると、0.1秒で、1回転。すると、0.1単位でみると静止して見えることになる。毎秒11回転してたとすると、0.1秒で1.1回転。すると0.1秒で0.1回転で、1秒で1回転のゆっくり回ってみえることになる。ピタゴラスイッチという番組のデジタルウォークというコーナをイメージしてみよう。ところが、毎秒9回だとすると、0.1秒で、0.9回転。これって、一回転にちょっとたりないくらいで回っているというより、0.1秒に、0.1回転後ろに(1秒で1回転逆に)回っているように思ってもおかしくないでしょ? 自転車をスタンドで車体止めて、ペダルまわして、ホイール(後輪)くるくる回すと、スピード変えると、ゆっくりまわってたり、逆さに回ってみえたりするの経験無いかな? その回転スピード調べると、人間の目の応答速度が、なんとなく実感できるかもよ。PR