新人君の導入訓練の疑問だったりするのかな?知恵袋ででた
非接触通信に高周波が使われる理由の問い合わせ。評価はもらえんかったけど、ええ説明じゃなかろうか?
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周波数と波長って逆数の関係だったりします。昔のアナログテレビの時代に八木アンテナという魚さんの骨みたいなのが屋根の上にあったでしょ?まあメートル単位で測りたい大きさのアンテナが効率的なエネルギー伝達や通信には必要だったりします。そんなの持ち歩けないでしょう?
また、イコカの場合(わい関西人やねん)、カードの残高とか、いつどこの改札とおって、金額いくら支払いましたという参照・記録が必要なわけです。ところで、カードを改札でかざして数秒待たされると(足を止めることになる)お客さんは大概キレます。なんて不細工な応答なんだと。たとえば、100Hzだったら、1秒にクロック100個しか送れません。このクロックでいろんな情報(送受信が必要)を、正しく送るのは無理です(だれも不正しない、間違わないという前提なら何とかなる??)。というわけでキャリアという通信の基本となるクロックは非常に高くしないと、お金を預かる複雑かつ信頼性のある通信ができなくなります(認証とかエラー検出判定などなど)。念のためいうと1クロック1ビット情報というのは、あり得ません。クロック信号も有る有線の同期通信だって、無理でしょ。
あとローランドってしってる?(楽器メーカじゃないんだなぁ) 大昔潜水艦への通信に長波というAMラジオより低い周波数の電波をつかってました。低い周波数の電波って実はよく飛ぶ(波長が何百メートルやから、カードリーダの数cmなんてごみの長さ)。逆にBSとか大雨だとか映り悪くなりません? 障害物に弱かったりするんです。改札口で、となりの人のカードと混信したりしたら大変でしょう?最初の効率的に電波を出すのと逆だけど、遠くまで電波が伝わったら困る(極限られたポイント通信しか許容できない)という問題もあったりします。
車のスマートキーというドアのロック解除とかエンジン掛けるシステムで、無線機で中継して本人が離れたら盗んでやろうというやからが出没しているというニュースを聞きましたが、確実に届くというのと、遠くに飛んでは困るというジレンマがあったりするかな?
なかば雑談でした。技術的な話は他の人に任せます。
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