ラズベリーパイでお茶をというページのエディタ関連の雑談をここに分離
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入社直後、spiceという回路解析ソフトを業務で使う真似事(先輩に手取り足取りされながら)しましたが、今はLTspiceとか、GUI環境の使いやすいインタフェースになっていて、図を書けば接続情報作ってくれますが、当時は、viというかなり個性的なエディタで、回路接続情報を記述しました(たとえば、勝手に名づけたトランジスタの一つ目の端子に、勝手に名づけた線をつなぐとか、素子の番号も、配線の番号も人間が管理する必要がありました)。viって、あれでビジュアルインタフェースというのだから、今の人には想像つかないかも。 なおその前はCP/MとかMSDOSでは、edlin(エディット・ライン:行単位の操作しかできない)等を使ってました。CPMにはワードマスターというエディタがあるんだけど高くて買えない。ワープロのワードスターなんて、とんでもなく高い。 そこで、ターボパスカルとか、ターボCというビジュアル環境で(フルスクリーンエディタで、コンパイルもエディタの中から実行:エラー時の反映もしやすい)プログラム作れる環境がすごく素敵だったんですヨ。
viとかedlin等のエディタは、初心者には、とんでもなく難しいのはたしかですが、でも、なれると、強力なコマンド体系が結構素敵だと今にして思う。 vimなんていうのも、その昔PCにインストールして、何かの折に使うこともありました。
とはいえ、 DOS時代は、スクリーンエディタがなんだかんだで、使いやすいので、vzエディタにはまる。DOS常駐シェルもどきの環境手放せませんでした。
win95発売後もDOS窓から長らくvz使っていましたが、オフイスソフトなどwindows必須アプリ主力の環境になってくると、他のエディタを探すことになりました。
目を付けたのは、vzエディタのソフト会社のwzエディタ(作者同じ)。 vzは同僚先輩愛用のmifesにエディタ単体としては劣るかもしれんが、軽さと、シェル補完機能、外部プログラム起動によるフィルタ処理など、独自の世界に進んでました。 ところが、wz初版は、どうも正規表現扱いがうまくいかない。 その頃インタネット普及しているわけでもなく、vzエディタは、御茶ノ水神保町のビレッジセンターにFD原版持って行ってアップデートしてもらったりした記憶があります。
で、wzエディタは、店頭サポート以外に、bbsでサポートあったように思うのですが、正規表現うまく動かないし、なんだかなぁと見ていたら、記憶があいまいですが、お酒を召された社長さんが、うまく動かないのは、エディタの責任ではなく、よその正規表現dllがおかしいのだとか開き直ったのを、生で見たような気がします(直後の騒動を見ただけかもしれない:検索してもヒットしないけど、メーカいやになって手を引いたのは確かなので何かあった気はする)。 真偽のほどはともかく、そのあたりから、他のエディタ探し始めて、秀丸に行きつきました。
当時のパソ通:ニフティサーブは、シェアウエア送金サポートあるので、便利でした。
21世紀になってから、wzエディタ再チャレンジとか、マイフェス2本購入しましたが、前者はvzのイメージから違和感あるし、後者は、PC一台と、持出し用メモリカ―ド一台分しかインストールできないので、他のPC用を考えると金銭的に却下になりました。 まあ、シェルプログラム書かなくなったので、エディタにこだわり感じなくなったという話も強い。
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ちなみに、家のPCには、すでに秀丸さんのパスワード忘却のため使えず(大体おぼえているのですが、最新版では違うのか、細部の記憶違いか認証できず)、探した結果、
xyzzyという有志が引き継いで開発されているエディタが、それぞれ導入されています。unixの世界で有名なemacsもどきエディタとして開発されたものらしいのですが、残念ながら、まったく使いこなせておりません(フリーのスクリーンエディタとしてしか使えていない)。
オーム社から書籍も出ているので、興味がある人は、一緒に入手するといいと思います。lisp言語によるいろんなことができるらしい。
細かいこと言うと、win7だと起動時に開発元不明ですと文句を言われるのですが、win10では素直に起動可(同じノートン君が守っているので誰かほかの何かが文句をいっているらしい)。
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UNIX関連書籍(昔々読んだ本)
- Muleで、にゃん! 平山弘之著 メロン出版 PC
- テキストエディタ。 DOSのVzエディタから移行するのに、しばらく浮気(cygwin環境だったっけかな?)。
- たのしいUNIX―UNIXへの招待 続・たのしいUNIX
- 坂本文著 アスキー出版 :シェルプログラムとか楽しい。
専門書も何か持っていたはずですが、ここにViエディタの解説もある。 - テキストツールのテキスト―これで納得sed,awk
- 平山直之著 メロン出版
- MS‐DOSを256倍使うための本 vol1/2/3
- 福崎 俊博ら著 アスキー出版 特にvol3は、sedの解説書として愛読。DOS上のツールですが、UNIXツール互換性高いかな。
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