学校の先生かな?
テレビの映る理由を説明したいらしい。
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1)ぱたぱた漫画をみせる。はやくパタパタすると絵がすっきり動いて見えることを示す。
2)FAXで、絵をスキャンしてところと、それを受信しているところを見せる(まあ動画で見せればok)。 横1列づつスキャンして、印刷も上から1列づつ印刷している(とごまかす)。いま入手できるかどうか不明だけど、アマチュアFAXといったかな? 送信受信とも筒に巻きつけた紙を使って、送受信とも、同期させながら筒を回転させて、本当に1ラインづつ白黒判別サンプルして、受信側のペンの上げ下げで、画像FAXする通信デモを見せられれば、画像のデータ転送のイメージわくかと(中学校の頃かな?大阪のハムフェアーみにいって、デモをみた記憶)。
ついでに、古いビデオアウトもっている機械の(NTSC)ビデオ出力をオシロでしめして、
水平同期で、横1本分のデータが転送されているところ、垂直同期で、これが一画面分というのを見せる(静止画でもよいかな)。カラーバーとか見せると、なんかイメージわくかも。
3)ゲルマニュームラジオで、アンテナ同期回路で周波数選択して、音が出せることを示す。
4)高級デジカメの
RAWデータを示してこんなきれいな絵が工夫しないとこんなに大きなファイルですと示す。 適当なエンコードして、それほど画質おちないけれど、こんなに小さなファイルにすることができますというのを示す
くらいで使われる技術の基本説明になるのでは?
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同調という話も、ゲルマラジオで、出力を、オシロで見せながら、バリコン回して、振幅が変わって、隣の局にあわせて、また振幅が大きくなるのを見せながらやると、なんとなくわかる気がするかも。
あるいは、琴がいいかな? コマの位置が変わると、振動する(半)波長さが変わるから音が変わるでしょう?というのもありかと。となりの弦ではなく、こまを動かして周波数変えるのがベター。
あるいは、ギターをもってきて、長さ同じなのに、音の高さ違うのは、振動の速さが違うから(弦の材質・太さが影響する)というのも、(振幅)拡大、スロー(速さ強調)の絵を見せるというのもありかと。
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音って言うと、最初に太鼓をたたいて、振動が音として伝わることをしめし、次に、スピーカのウファ―(一番でかい低い音出すスピーカ)を、横から拡大。前後のゆれが、再生する周波数の高低や大小で速さや振幅に相当することをしめす。 オーディオテストディスクの中には周波数をスイープするようなものもあるので、本気なら探してもよいかも。 スピーカーを壊したのみせて、電流がコイルをながれて、機械運動を引き起こすというのを示すのもいいかな?(モータは回転運動だから二次元運動に変えるもので適当なもの他に思いつかない)。
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白色LEDではつまらないので、3色別のLEDを並べてパネルを作る。
LED毎に印可電圧を調整して、3色単色もでるし、中間色もでる。全部つければ、白色もでるという光の3原色を説明。 曇りガラス程度つければ、白に見えやすいかな?
単なるパネルじゃなく、×とか、○とか絵が見える程度の2組とか3組に分けて電源制御して(最初は全部同時駆動で色がでるのを最初に見せてから後の話)、パネルの仕組みを説明する。まあ作るの大掛かりかな?画面のイメージなら、単色LEDを並べて、拡大する(近くで見ると)3色別々だけど、遠く離れると、一体化するというのが面白いのでは?実際のTVの画面を、拡大して、3色並んでいる写真を一緒に示すと良いかと。 隣のテレビ肉眼では、どっと見えんなあ、老眼か?
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似たような別の話題もここに追記------------
高速ぱたぱたマンガ。 人間の目が、毎秒50枚のぱたぱた漫画だときれいにつながって見える。前の人の説明のアナログ放送のNTSCで毎秒30枚しか送れないので、一枚の絵を間引いて半分の絵を60Hzでパタパタしてた。他所の国だと50枚ぱたぱたしてた。
ところで、一枚の絵をおくるのに、通信は1ドットづつしか送れない。そこで、一枚の絵を、前の人の言う走査線と呼ばれる昔数百本、今数千本という絵を横方向に切って、1本づつ、左から、ここ赤色の点、ここ黄色の点という風に、さらに縦切りにして、データを作る。これをまあ順番に電波で送って、受信側も左上から横方向に画面に書いていく。目や表示する装置の応答時間の関係で、1点づつ書いているんじゃなく、動く絵のように見える。
実際には、電波の中のどこが絵の始まりかを示す信号とか横線を折り返すのはどことか、デジタル放送だと、ぐちゃぐちゃになるのを防ぐために、データ化けを直す仕組みとかもっているし、すごく早くいろんな仕事をしなくてはいけない。
テレビさんとテレビさんを作ってきた人たちに敬意を持とうね